保育園巡回のお話し-2-
私が去年からお世話になっている保育園の巡回でのお話し。
とても愛嬌のある園児が多く、
「これ、見て~」
と言って、自分で切り取った新幹線の写真を見せてくれたり、
新幹線の説明をしてくれたりします。
ひとりひとりの話を聴いて、頷いたり、
「それって速いの?」
と質問をしたりすると、子供たちの表情が変わります。
それがとっても可愛くて・・・
ピアノの弾ける女の子。私のところに来て
「イッツアスモールワールド弾けるから来て」
と言って、ピアノのところまで連れられて
弾けるところを一生懸命弾いてくれる。
「楽譜見ないで弾いたの?すごいね~」
と伝えると、「うん」と大きく頷き次の曲を披露してくれる。
こんな子供らしい姿をいっぱい見せてくれて
私はとっても幸せな気分になります。
ある男の子、トイレに行くことに自信が持てるようになって
「みてて」
と言うので、離れて見ていたら急に私の視界から消えた。
どうしたのかな?と思って覗きに行くと
ちょうどパンツを替えているところだった。
「ここは見ないで」
と恥ずかしそうに言う姿。とってもキュート。
この子は人に見せてよいものと人に見せてはいけないことを
認識しているということを保育者に伝える。
先生たちが丁寧に伝えてくださったのですね、と伝えると
「いやいや~」と言いながらも嬉しそうでした。
こんないい雰囲気に包まれている園ですが、
なにより素敵だと思ったのは、保育者の笑顔です。
もちろん、危険な場面では指導をしますが、
基本的に笑顔です。
これ、とっても大事。
だって、この年齢の子供たちにとってモデルになるのが
保育者の振る舞いなので。
そんな話をお伝えしてきました。
こんなに子供たちとかかわって遊べるのは
私が担当している園ではこちらの園しかないので、
とっても楽しかったです。
次回が12月ですが、待ち遠しいです。