巡回相談で感じること

保育園、幼稚園、小学校、中学校

園や学校によって巡回した後の報告方法が変わります。

直接、担任の先生や対象児童生徒にかかわる先生と話をできるのが

一番良い方法だと、個人的には思っています。

 

しかし、お忙しくてそれが叶わないことも多々あります。

 

そのような時に伝えたいことをどれだけ伝えられるか

 

これが結構大変です。

なぜかと言うと、私は心理士でありながら

言葉で伝えることが不得意だからです。

 

それでも先生たちは、

「具体的でとても分かりやすかったです」

とおっしゃってくださるので、頭が下がります。

 

私が大切にしていることは、ズバリ

 

「すぐに使えるような内容を伝えること」

 

これに尽きます。

 

使えない助言は意味がないと、私は思っています。

 

先生方は本当にお忙しい中、時間を割いていただいているので

意味のない話をするほど無駄な時間はないのではないかと思うのです。

 

本当は日常の対象児童生徒の様子をじっくり聞いて、

その時にどのように対応しているかも伺いたいのですが、

かなり短時間で観察の様子とアセスメント、支援について

伝えなければならないので大変です。

 

それでも、訪問の回数を重ねるうちに

児童生徒の様子はどんどん良い意味で変化していきます。

日々の指導のおかげですよね。

成長している子供たちの様子を見るたびに、心が温かくなります。

 

まだまだ未熟な私ですが、先生、児童生徒にとって

最善の支援策を検討し続けていきたいと思っています。