子どもの適応力の高さに驚き!

認知トレーニングのモニターに参加していただいている小学生のお子さん。

ブレインジムのダブルドゥードゥルをやってみようと思い、

やり方を説明していたのですが、

両手に色鉛筆を持ってはみるものの、しっくりこないのか

すぐに右手に2本、色鉛筆を持ってしまいました。

3度ほど説明をしましたが、その状況が続いていたため、

「いいよ、じゃ、右手に2本持って描いてみよう!」

と伝え、描画が始まりました。

 

最初は右手で中央に〇を2つ描き、

左手に持ち替えてその外に〇を2つ描く。

 

その後、左手に持っていた色鉛筆の1本を右手に持ち替え

両手で〇を描きました。

ゆっくり、丁寧に、隙間の空かない〇を描こうと頑張っているようでした。

きれいな〇になったのを自分で確認し、できると思ったようで

それからは両手でいろいろな形を描き始めました。

中心から離れた部分では同じ形を用紙からはみ出ないように

左右を交互に確認しながら描いています。

 

これはブレインジムでいう「統合されたローギア」

つまり、「よし、分かってきたぞ!」を実感している時期です。

 

その後、しばらくいろいろな形を描き、

満足した顔で終わりを告げています。

 

この後に、認知トレーニングをしましたが、

いつも以上に理解できることが増えたようで

課題もあっという間に終了。

 

あの満足した表情、今でも目に焼き付いています。

やはり身体からアプローチすることは

自分自身の心身にフィードバックされるから

満足感が違うのかもしれませんね。