中学校巡回での出来事-2-

中学校巡回でも小学校や幼稚園などと同じく

基本的には情報をいただいて生徒の観察を実施します。

しかし残念ながら、事前打ち合わせが十分に取れない場合もあります。

生徒の名前だけ渡され、

「この人たちを見てきてください」

と・・・

 

私、占い師ではないので、これではさすがに難しいです。

生徒のことをよく知っている先生方からの情報が

実は何より大事なのです。

 

その時は、たまたま巡回指導教員がいらしていたので

情報を伺うことができました。

生徒のことを本当に真剣に考えてくださっていて

苦手なものだけではなく、得意なものも教えてくださいます。

実はこれがとてもありがたいのです。

 

人間だれでも得意なことと苦手なことってありますよね。

それが分かると支援を計画する上でとても役立ちます。

 

授業の準備とかでお忙しい中、

20分も対応してくださったおかげで、

生徒を立体的に捉えることができました。

 

特別支援教室の授業を見せていただき

終わってから、私がコメントをお伝えします。

 

目の前の生徒にどのような力をつけて欲しいか、

この生徒は何を望んでいるのか、

自己理解を深めるための方法、などなど

その状況に応じて伝えています。

 

よく教員から

「こんな感じで大丈夫でしょうか?」

と尋ねられますが、声を大にして言います。

 

「はい!!もちろん大丈夫です!」

 

そして仮に何か必要なことがあれば、工夫点をお伝えします。

 

教員の生の情報をいただけるおかげて、私は活動できています。

連携って本当に大切ですよね。

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