セルフケアの重要性

緊急事態宣言の延長に伴い自宅にいることが多くなると
いつもならやり過ごすことができるような些細なことであっても
気になってしまったり、苛立つことがあるかもしれません。

私は緊急事態宣言が発報されてから、ほとんどの仕事がキャンセルになりました。
そのため多くの時間を自宅で過ごす生活が1か月以上続いています。
社会人になってから、こんなに長期の休みを取ったことのない私にとって
最初は気ままな生活をしていましたが、徐々に些細なことに目が行くようになり
気が付けばイライラしたり、ガミガミと言ってしまうことが増えていきました。

これでは、自分も家族も嫌な思いをしてしまうと思い、
改めてセルフケアが大切だということを思い知らされたのです。

そこで、簡単な方法で心身ともにリラックス&リフレッシュできるような方法を
お伝えしようと思います。
好みもあると思いますので、できそうなものから実践してみてください。

①深呼吸
無意識に私たちがしている呼吸ですが、身体や呼吸に意識を向けて
ゆっくりと呼吸を繰り返します。
・まずは身体の中にある空気をすべて出し切ります。
   ↓
・目を閉じて、鼻からゆっくりと息を吸います。
 (目を閉じるのが怖いときは、目を開けてでもOKです)
 体全体にきれいな酸素が取り込まれることに意識を向けます。
   ↓
・息を吸いきったら、きれいな空気を味わうように数秒息を止めます。
   ↓
・口から息を吐きます。
 この時、身体の中に不要になったものも一緒に外に出すイメージで
 息を吐きます。
理想的には3秒で吸って、7秒で吐くのがよいそうですが、
そこに意識を向けることよりも、
きれいな空気を取り入れて、不要なものを吐くことをイメージすることや、
吐くときにため息のように少し力強く吐くようにしてみるとよいかもしれません。

②水を飲む
不安であったりストレスがたまると、自然と呼吸が浅くなります。
お水を飲むことで、呼吸の調子を整えることもできます。
また、ブレインジムでは「お水を飲む」ことがエクササイズになっています。
ただゴクゴクと飲むのではなく、
1口分のお水を口に含み、数秒間口の中に留めておきます。
その水が右や左の頬の裏に付くように水を転がすこともよいでしょう。
そしてゆっくりと飲み込みます。
飲み込んだ時に食道から胃に水がまっすぐ流れていくイメージを描きます。
身体の真ん中(正中)を感じられるとより良いと思います。
たったこれだけでも、ほっとすることができると思います。

③塗り絵
最近、私がハマっているものです(笑)
塗り絵をしていると、なぜか「無」の状態になれます。
諸説あるとは思いますが、自分の気持ちや思いが色に投影されることで
思いや気持ちを暴露しているのかもしれない、と私は思っています。
また、色鉛筆を使うのか、クレヨンなのか、
クレヨンは固いものか柔らかいものか、素材が違うだけでも感じ方が変わります。
おもしろいですよね。
塗り絵が完成したら、何とも言えない達成感が得られることと思います。

ぬりえはインターネットで検索すると無料のものもたくさんあります。
極めたい人は「大人のぬりえ」という本も出版されているようですよ。

新しい生活様式に変えることを国は推奨しています。
このタイミングで新しいセルフケア法を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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